西善寺では、葬儀の後、初めての法話のご縁となる還骨のお勤めも葬儀と同様に大事にしております。
初七日は亡くなられた日を含め7日目。
以後、一週間ごと七七日(49日)までの間のお勤めを「
浄土真宗において、七日ごとのお参りは、故人の往生をご縁として仏法に遇うご縁です。
心理学などでは、死別の悲しみを乗り越えていく過程をグリーフワーク、寄り添うことをグリーフケアというそうです。そこでは、4段階の精神状態に分類されています。
第1段階が「ショック期」、第2段階が「喪失期」、第3段階が「閉じこもり期」、第4段階が「再生期」です。個人差があるにせよ、こうした遺族の心の動揺と変化に寄り添って、節目節目に勤めるのが七日ごとのお参りです。
悲しみの中から、“私”の人生の確かな依りどころを見出していく事であり、それは阿弥陀さまのお慈悲のお心を聞き、受け取っていく事に他なりません。その「悲しみと立ち直り」に費やすための期間が七日参りです。
◎ 悲しみへの準備はできません。だからこそ、喪失と立ち直りの間で揺れる期間を大切にしてゆきましょう。
月に一回はお仏壇にお参りいたしましょう
祥月命日(故人が往生された月のご命日)をご縁として仏法に遇い、阿弥陀さまの恩徳に報謝する思いでお勤めする法要
法事とは、縁ある人々が集まって、亡なられた方を偲び敬い、阿弥陀仏のはたらきに聞き出遇う場です。 ですから参拝者一人ひとりの「私のために」催される仏教行事です。仏さまとなられた亡き人を偲ぶ時、亡き人は「いつでもどこでも、どんなことがあっても、けっして見放されない阿弥陀さまを依りどころにして、強く明るく人生を歩んでほしい。そして浄土に生まれてお出会いしよう」と願われているのです。その願いを聞くのが法事です。
◎ できるかぎり、家族や親族等皆様お揃いで、お参りいたしましょう
亡くなられてから1年後
亡くなられてから2年後
亡くなられてから6年後
亡くなられてから12年後
亡くなられてから16年後
亡くなられてから24年後
亡くなられてから32年後
亡くなられてから49年後
以後、50年ごとに勤める
亡き人を偲びつつ、それをご縁といたし、まことの阿弥陀さまのみ教え(すくい)に
“いのち”のゆくえにおもいをいたし、阿弥陀さまの仏縁に出遇わせていただきましょう。
◎ 普段、月忌参りなど定期的にお参りしてない場合、「お盆のお勤め」をされ仏縁を深められてはいかでしょう
西に沈む太陽と命を重ね、あらためて“
◎ 普段、月参りなど定期的にお参りしてない場合、「彼岸会のお勤め」をされ仏縁を深められてはいかでしょう
新たにお墓等を建立した時にお勤めする法要
故人のご遺骨をお墓や納骨堂に納める時に行う勤行
ご自宅等に新しくご本尊をお迎えする時にお勤めする法要
◎ ご本尊は、正式に本山 本願寺よりお迎えいたしましょう
ご自宅等のご本尊を引っ越しや修復等のため一時的に移動させる時にお勤めする法要
初参式とは、子どもが誕生して初めてお寺にお参りする儀式です。
仏さまの前において、新しいいのちの誕生をよろこぶと共に、生かされて生きている身の上を聞かせていただく人生最初の大切な儀式です。
西善寺では4月の花まつり法要の時に厳修いたします。
小学校入学を阿弥陀さまに奉告し、学びだけでなく、手を合わせお念仏申す仏縁に遇い、心豊かに育ってほしいとの願いから勤まります。
仏さまの前で執り行う結婚式。
これから新生活を始める二人の人生の
真実のみ教えをお示しくだされた親鸞聖人に感謝し、阿弥陀さまのお救いをあらためて心に深く味わせていただく、一年で最も大切な法要です。
◎ 浄土真宗のご門徒ならば、ご家庭で報恩講をおつとめし、寺での報恩講法要にお参りいたしましょう